マリーゴールドの育て方
マリーゴールドの育て方
比較的簡単に育つため、ガーデニングを始めようと思っているガーデニング初心者におすすめです。黄色やオレンジ色など暖色系の花を咲かせてくれるので、マリーゴールドが庭にあるだけで元気がもらえます。
しっかり手入れすれば、11月の秋まで花を楽しむことが出来るので、ガーデニングを始めたいと思っている方はぜひ、マリーゴールドを植えてみてください。
マリーゴールドの早見表
科名 キク科
植える場所 鉢植え 花壇
開花時期 4月~11月
難易度 育てやすい 初心者向き
花色 黄、オレンジ、赤、複色、白
耐寒性 やや弱い
耐夏性 強い
形態 一年草
用途 開花時期が長い、初心者でも育てやすい
★育て方のポイント
季節・日常の手入れ
花がら摘み
枯れた花をそのままにしておくと、種ができてしまい、株の栄養がとられてしまいます。また、雨や水やりで濡れたときに腐り、病気のもとになってしまいます。枯れた花がらはこまめに切り落としていきましょう。
夏の切り戻し
夏の暑さで育成のスピードが落ち、花が咲かなくなることがあります。元気がなくなってきたと感じたら地面から3~4枚葉っぱを残し茎から思い切って切ってあげましょう。追肥として液肥や化成肥料を与えてください。そうすることで、夏のダメージを最小限に抑えることができ、9月頃再び花を咲かせます。
日当たり・置き場所
日光が大好きです。日当たりが悪いと花つきが悪くなってしまうので、よく日光に当てましょう。
真夏の暑さで一旦花が咲かなくなりますが、しっかり剪定を行えば、涼しくなる頃にまた花を咲かせます。
水やり・肥料
水やり
乾燥には強いほうです。土の表面が白く乾燥してきたら、たっぷりの水を与えてください。過湿には弱いです。水のあげすぎには気を付けましょう。真夏に肥料をあげるには避け、秋にもう一度咲き始めるときに肥料を与えましょう。
花に直接水をかけると水が溜まり、腐りの原因になるのでやめましょう。
霧吹きで葉っぱや葉っぱの裏にかけるとハダニなどの害虫の予防になります。
肥料
花が咲く時期に肥料をしっかり与えないと花が咲かなくなります。
花のつきが悪いのは肥料切れのサインなので、定期的に液肥を与えましょう。
庭植えの場合は、植え付けの際に堆肥や腐葉土などをしっかり混ぜておけば特に追肥は必要ありません。花付きをよくしたいのであれば、週に1回程度の液肥等の肥料を与えるのをオススメします。
用土
土は市販の培養土で十分です。もし、水はけが悪い感じであれば腐葉土を混ぜてください。
もし配合するのであれば、赤玉7:腐葉土3か、赤玉6:腐葉土4がおすすめ。
増やし方
種まきで増やす
種は大きく、発芽率も高いので種まきで増やしやすい種類。
種の発芽適温は20~25℃ぐらいで、発芽まで1週間ほどかかります。
かかりやすい病害虫
病気:灰色かび病・立枯病
害虫:ヨトウムシ・アブラムシ・ハダニなど
まとめ
比較的に初心者でも育てやすい種類の花です。開花期時期も4月~11月と長いので、長い期間楽しむことが出来ます。開花期間が長い分、エネルギーを使うのでこまめに肥料を与えると花付きがよくなります。
花の色も黄色やオレンジなどの暖色系で、マリーゴールドがあるだけで庭が明るくなり、夏にはぴったりの花です。
枯れた花をこまめに摘み取ることが、長生きにつながります。